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一般社団法人 日本インプラント臨床研究会
会長 笹谷和伸 |
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インプラント治療の普及に伴い、歯の欠損部を有する患者さんにとってインプラント治療は機能的かつ審美的な治療法として世間に認知され、予知性の高い治療方法の1つとなってまいりました。
当会は、1974年、日本ではまだインプラントが普及していない時代、創始者の故乙部朱門先生の呼びかけによって創立され、それ以来50年、会員一同インプラント臨床を極めるべく研鑽を積んでまいりました。
2024年6月、創立50周年をむかえ、50周年記念事業として、東京ミッドタウンにて第1回ワールドインプラントサミットJapan、リッツカールトン東京にて50周年記念祝賀会を開催し、記念誌として「インプラント図鑑」をクインテッセンス出版より発刊いたしました。 500名以上の会員が全国に在籍し、当会より日本口腔インプラント学会指導医15名、専門医135名を輩出しております。日々の研修につきましては、日本口腔インプラント学会指定研修施設として、認定講習会の開催をはじめ、全国から著名な先生をお招きした様々な講習会を開催しインプラント治療と臨床の探求をしております。特に毎年夏に開催される全員発表研修会は、100名以上の会員が参加し合宿スタイルの研修会で熱き想いをぶつけ合い参加者全員がインプラント治療に精進しております。
現在インプラント治療は、予知性の高い治療方法の1つとなりましたが、我々日本インプラント臨床研究会は、患者さんに信頼され、質の良いインプラント治療を提供することによって、国民全体の健康増進の一助となれることを願いつつ今後も尽力してまいりたいと思っております。 |