第1日目:2014年4月19日(土)
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2014年4月19日(土)、20日(日)の日程で
東京ミッドタウンホール&カンファレンスを会場に
一般社団法人 日本インプラント臨床研究会 40周年記念大会
第26回 アジア口腔インプラント学会
デンツプライインプランツ特別講演会が合同開催されました。
今回の記念大会には、600名を超える歯科関係者が集まり盛会裏に終了することができました。
この日のために
各実行委員が数年前より入念な準備会議を行っていました。
いよいよ本番の日が来ました。
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会場準備、企業展示の準備も着々と行われています。
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4月19日 9:00〜 いよいよ始まりです!
午前中はJapan session が行われます。
まずは、井汲憲治 会長の挨拶からです。
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Japan Sessionは
一般社団法人 日本インプラント臨床研究会 発行書籍
「102症例で知るインプラント日常臨床」等の執筆者による発表で
メイン会場を A〜Cの3会場に分けて、行われました。
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一般社団法人 日本インプラント臨床研究会では
例年は、『全員発表研修会』という形式で
参加者全員が症例発表を行う研修会を毎年行っています。
この研修会は基準を厳しく設定しているので
回数を重ねる毎に全体のレベルがあがっています。
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各発表を聞いた会場の先生方や座長の先生方から
鋭い指摘や質問がされます。
これらに的確に回答することにより、さらにレベルアップしていくのです。
今回は、約4時間をかけて、102名の会員が症例発表を行いました。
昼食・休憩を挟んで
Asia session 第26回アジア口腔インプラント学会の開催です。
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日本を含む、アジア諸国を代表する先生方に、ご講演をお願い致しました。
Asia session 第26回アジア口腔インプラント学会は
Japan sessionと同じく、メイン会場を ABCの3会場に分けて
A会場:外科パート
B会場:ソフトティッシュマネジメントパート
C会場:補綴パート
以上、3つのテーマに分けて約3時間にわたる講演が行われました。
- A会場:外科パート
- 審美的結果を意識した下顎腫瘍患者の骨移植からインプラント治療
河奈裕正 先生
- チタンメッシュを用いた歯槽堤増大術:その効果と限界
高橋 哲 先生
- Piezo Electric Device を用いた安全・低侵襲なサイナスリフト
島田 淳 先生
- インプラントにおけるトラブルシューティング
−今、行わなければならないこと−
矢島安朝 先生
- 歯周病患者の審美的インプラント歯冠修復とその問題点
Lin Ye 先生
- ストレスの無い上顎洞挙上術
Dong-Seok Sohn 先生
- B会場:ソフトティッシュマネジメントパート
- インプラント審美修復における軟組織形態の維持・安定とLongevity
榎本紘昭 先生
- アバットメントと軟組織の付着
西堀雅一 先生
- インプラントの軟組織マネージメント
Paul P Lin 先生
- 審美的インプラント修復を最適化するための軟組織増生
鈴木真名 先生
- 『グラフトレスの治療戦略:軟組織形態の長期的安定を備えて』
若井宏明 先生
- インプラント周囲炎を引き起こさないためのリスクマネージメント
弘岡秀明 先生
- C会場:補綴パート
- Tissue stability - abalance of science and technology
Henry Ho Kim Lung 先生
- 長期成功のためのインプラント上部構造
飯島俊一 先生
- 最新CAD/CAM ISUS がもたらすインプラント補綴
〜 長寿社会へむけての2in1 〜
田中譲治 先生
- ファンクショナリー ディスクルーテッド オクル―ジョンとは
桑田正博 先生
- インプラントに矯正治療を取り込もう
〜 機能的に審美的により高い次元の治療結果を求めて 〜
中野喜右人 先生
- 超高齢社会で信用されるインプラント治療
武田孝之 先生
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一般社団法人 日本インプラント臨床研究会では新たな仲間を募集しています。
我々と歯科臨床の勉強をしてみませんか?
当会はインプラント臨床の勉強からスタートした会ですが
現在においては、インプラント臨床のみならず
ペリオ、エンド、咬合、や病因論からのアプローチなど
包括的な観点から歯科臨床に望むべく、日々研修を重ねています。
詳細は http://www.cisj.org/dentist/schedule2015.html まで。
お待ちしております!
尚、現在開催中の2014年度認定講習会の内容はこちらでご覧ください。 |