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ごあいさつ

日本インプラント臨床研究会会長 井汲憲治
一般社団法人 日本インプラント臨床研究会
会長 田中譲治

長寿社会を迎え、いかに楽しい人生を過ごすか、健康長寿をいかに延ばすかが重要な課題となっており、その鍵を握ると言っても過言でない歯の重要性が再認識されております。このような背景の中、インプラント治療は予知性の高い優れた治療と実証され、欠損のある患者さんにとって残存歯に負担をかけずに機能、審美回復できる福音の治療といえるでしょう。

当会は1974年にインプラント臨床の研鑽を目的に故 乙部朱門先生の呼びかけで創立され、絶えず真のインプラントを探求し飛躍し続けております。現在全国に500名以上の会員がおり、公益社団法人 日本口腔インプラント学会の指定研修施設であり、日本で最も長い歴史を持つ研究会の1つであります。2019年には多方面からのご協力により、創立45周年記念大会および祝賀会(ザ・ペニンシュラ東京)を盛大におこなうことが出来ました。

学会活動や研修会も活発で、これまでに指導医12名、専門医118名を輩出するなど日々研鑽を積んでおります。特に毎年夏には、患者さんの信頼を得る真の実力を養うために、参加者全員(毎年100名前後)が自ら臨床報告をする全員発表研修会という勉強合宿がおこなわれており、その内容は毎年書籍としてまとめられ、クインテッセンス出版より発刊されております。

現在、インプラント治療は広く認知されてきており国民からも注目されてきております。このような時こそインプラントを正しく普及させ、より一層の患者さんからの信頼を獲得することが責務と考えます。当会の理念として、臨床医として患者さんと直接向き合い真剣にインプラントに取り組むということがあります。会員一人一人が飛躍し、実際の臨床において、より安心で良質なインプラント治療を患者さんに提供することで、日本のインプラントの発展に微力ながら寄与できるよう更なる充実を推し進めてまいります。

参照
http://www.jsoi-kk.org/training/gunma_01.html