経歴
1972年 | 東京歯科大学卒業 |
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1977年 | 東京歯科大学解剖学講座講師 |
1980年 | 同 助教授 |
1984年 | 同 教授 |
2011年 | 同 学長 |
現在 | 東京歯科大学学長 東京歯科大学解剖学講座教授 |
研究テーマ
顎骨の内部構造
顎関節の構造
インプラントにおける解剖学的な基礎知識
歯科インプラント術は各臨床分野で新しいテクニックの開発が試みられており、臨床技術は日進月歩の向上をみせています。しかし、常に偶発症の危険がついてきます。
新しいテクニックを臨床の場で成功させるためには、これまで以上に詳細な解剖学的知識が要求されます。すなわち、対象となる部位の骨、筋の構造、周囲に分布する脈管・神経の走行状態などを十分に理解することが偶発症の防止につながると考えます。
顎骨は歯が喪失すると形態が大きく変化することが知られており、これにともなって顎骨に付着する筋、顎骨周囲の脈管、神経の形態ならびに位置変化することが考えられます。そこで、講演ではインプラント治療と関連があると考える顎骨周囲の解剖について焦点を絞り、歯を喪失することによって現れる顎骨の特徴的な形態変化と関連付けて解説させていただきます。